吉村駿 山田みう 角詠之
日本航空(JAL)のジャンボ機墜落事故から38年となった12日、群馬県上野村にある墜落現場「御巣鷹の尾根」には、遺族ら272人が慰霊登山に訪れた。コロナ下で参加者は4割前後減っていたが、コロナ前と同じ水準に戻った。
ふもとの「慰霊の園」であった追悼式典では墜落時刻の午後6時56分にあわせ、犠牲者数と同じ520本のろうそくに火がともった。高校時代の親友・富田真理さん(当時21)を失った甲府市の会社員若月明子さん(59)は「風化するのが一番良くない。忘れられるのだけは避けたい」と話した。
JALの赤坂祐二社長は式典で「二度とこういう事故が起きないよう、今までも、これからも、しっかり努力を続けていく」と話した。
スマホでビデオ通話も
この日の慰霊登山では、周辺…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル